アムリターラハウス

ひとつひとつの物語

みなさま、こんにちは

アムリターラハウス表参道店のやすかわです🍀

東京では、梅雨明け間近のような、晴れの日が続いています。ただ、湿度は高いので、気温より蒸し暑く感じる日も多く、外に出たとたん出かけるのも躊躇してしまうほどです💦

今は二十四節気では“小暑(しょうしょ)”という時期になり、蝉が鳴き始め、本格的に暑くなってくるころ、だそうです☀

今よりもっと暑くなったら、ということを考えるとげんなり😵してしまいますが、夏ならではの楽しみもありますね🌻

夏には海や山など自然がたくさんあるところにお出かけされる方も多いのではないでしょうか🌊

先月の初め頃になりますが、自然がたくさん、というより自然なものしかないところに行ってきましたので、ご紹介したいと思います。

大分県は日田市の中津江村というところにアムリターラ農園の田んぼがあり、田植え研修に行く機会を頂きました。

この景色‼思わず深呼吸してしまう壮大な眺めでした🌲

始めての九州、初めての田植えでどきどきしましたが、オーガニック好きが集まっているアムリターラ社員という仲間の存在で道中がとても楽しく、いつもなら当たり前に過ぎてしまう時間がとても濃密な時間で、大事なことを肌で感じた貴重な体験でした🌳

お米の苗を植える、と頭で理解していても、実際に体験した田植えはもっと自然に近い、私にとっては神秘的なことでした。暖かい田んぼ、足の裏全体で感じる泥の感触、田んぼに住むたくさんの虫、動物、みんなどれも生きている感じが伝わってきて、なんだか気持ちまで暖かくなりました🔥

1年弱かかるお米作りで、いわば花形の田植えだけ、それも1時間弱くらいしただけで、携ったというのはおこがましく、発芽させて苗を作ること、これから日々続く草刈りなど一見地味に見えるひとつひとつの作業がお米作りの本体なのだと思います。ですが、晴天の空の下で無心に田んぼと向き合った時間はあっという間で、少し曲がりながらも1列に植わった苗を見て、なんともいえない達成感がありました✨

中津江村で印象に残ったことは、お水が美味しい!ということでした。しかも、家の蛇口から出てくる天然の水がとても美味しいのです❕

中津江でアムリターラ田んぼを守って下さっている方たちは、みなさん自然で気さくな方たちばかりで地域に関する楽しいお話をたくさん伺いました。

夜の宴はアムリターラづくし🍙

 

自然豊かな中津江が好きなことが伝わってくる一方で、水源に近い自分達が環境を守らなくてどうする、というような覚悟が根底にあるのを感じました。石鹸よりも生分解性の高い洗剤を使っていたり、味の感じ方が変わってしまうという理由でしたが、ステンレスのやかんやスプーン、ナイフは極力使わず土瓶や貝・牛の角でできたスプーンなど土に還りやすいものを使っていらっしゃいました。

蛇口をひねればそこらのペットボトルより美味しい水が出てくる贅沢の裏には、自然を環境を守るために必要な選択をする責任の重さがあるのだなと感じました💗

次の日には、フェリーで大入島という島に渡り、アムリターラのひじき・ふのりの生産者の宮本さんのところに見学に行きました🌊

島の外周をぐるっと続く海岸からは、ひじき、ふのりが自生している様を見ることができました。上の写真で水中にうっすら見えるのがひじきです❗当たり前にビニールの袋に入って店頭に並んでいるものが、こんなきれいな海で勝手に自力で育って、収穫して煮たり乾燥させたり人の手を介して、はるばる届くのだと感動✨

大入島の海は底まで見えそうなほど透きとおっていて、ひじきがゆれる間を小魚が泳いでいくのが見え、みとれてしまうほどでした🐟

生のひじきはみどり色だとご存知でしたか❓

私は知らなかったので、びっくりして、東京に帰ってきてたくさんの人にみどりのひじきの写真を見せましたが、誰一人、ひじきが生きている時はみどり色であるという事実を知る人はいませんでした。

ただ、写真を見せた人誰しもがそれほど驚きのない反応でした。

改めて自分の目で見ること、手でやってみて感じることがいかに大切で、実際に見て体験してみないと、他人事で知っているだけのことから自分の知識に落ちてこないのだと実感しました。

ふのりは終わりかけで、あまり生えていませんでしたが、生のふのりを拾って食べてみたところ、歯ごたえが良くシャキシャキしてとても美味しかったです。

宮本さんは小さい頃から泳ぐことが大好きで、今、海に関する仕事に携っていられることが、趣味の延長みたいなことで、ありがたいと仰っていたことが、とても印象に残りました。

私の印象では漁師というのは、体力的にも、ずっと続けていくにも大変な仕事という勝手な思い込みがありました。宮本さんの一言は大変な部分を含めても、海で仕事ができてうれしいという意味なのだとは思いますが、働く人みんながそう思えたらいいなと、思いました。

宮本さんはアムリターラ一行のためにたくさんのごちそうを用意してくださっていましたが、中でも、ひじきとふのりのサラダは本当に美味しかったです😋シャッキシャキのひじきとふのりにアムリターラの調味料が合わさり、絶妙な美味しさ👌まさに現地でしか味わえないご馳走で、みんなでお皿をあっという間に空にしてしまいました🍚

アムリターラのひじき、ふのりは、大入島のやわらかい海風を運んでくれます。

 

今回は、田植えの前に、アムリターラの在来種の緑茶、やぶきた茶、和紅茶の茶葉を栽培してくださっている、お茶農家の中尾さんのところも訪れました。

中尾さんはアムリターラの化粧品の材料にもなるハーブも育ててくださっています。上の写真は、そのハーブ園に立つアムリターラ農園の看板と中尾さんです。ちょうどローマンカモミールが花盛りでちょうちょがすごくたくさん畑の周りを舞っていて、幻想的な風景でした。

このカモミール達ももう収穫され、美のエキスとしてアムリターラの商品に配合すべく、加工されるようです。

秋には、稲刈りに行くので大きくなった稲たちに会えるのが楽しみです🌾

スタッフでも、商品になるまでの裏側を見られる機会はなかなかなく、今回とても貴重な経験でしたので、こうやって共有できる場を頂けてうれしく思います💕

これからも商品ひとつずつの生産の裏側や大勢の携った人たちをご紹介できればと思います。

機会があれば、もっといろいろな農業体験をやってみたいな、と思います。大変さ、有り難さを知るとお米が1粒も残せなくなるかも❗❓

アムリターラの商品はどれもひとつひとつにストーリーがあります💝

商品の材料の生まれ故郷やこだわりに想いをはせながらお使い頂ければ、植物達がさらなる美容と健康の道へと導いてくれることでしょう✨

アムリターラの製品がみなさまのオーガニックライフのお役に立てば幸いです💕

スタッフ一同、皆さまのお越しを心よりお待ちしております♪