アムリターラハウス

微生物との暮らし、発酵する生き方

みなさま こんにちは音譜

アムリターラハウスの松本ですニコニコ

二十四節気では「大寒」が過ぎ、1年で一番寒い時期を迎えてます。

「寒の水」というこの時期に汲んだ水は雑菌も少なく、長期保存にも向き、

この水で仕込んだ味噌や醤油、酒は腐らないとも言われています。

毎年この時期になると、味噌作りが盛んに行われるのも納得です。

私も自分の田んぼの畦で育てた大豆で毎年味噌を作っています。

「手前味噌」とはうまく言ったもので、自画自賛しながらいただいておりますアップ

先日、知り合いがお米と大豆で作った醤油を試飲させてもらいました。

普通は麦と大豆ですよね。

あわ醤油やひえ醤油を見たことはあるのですが、

お米の醤油は初めていただきました。

色味はすっきりとした薄めの色で、味は味噌を作るときに出るたまりのようなコクのある味。

お野菜をきれいに演出したいときにも使えそうです。

いま、去年初めて仕込んだ醤油が出来つつあるのですが、

麦を手に入れる難しさを考えると、

自分で作ったお米と大豆で醤油が出来るなら、味噌も醤油も自給できちゃうキラキラとワクワクがとまりません。

最近見た映画のことを書いてみようと思います。

まずは「千年の一滴 だし しょうゆ」

日本人が昔から築いてきた「だし」「しょうゆ」の文化を、

美しい映像と優しいナレーションで綴られる日仏合作のドキュメンタリー映画ですカチンコ

普段何気なく口にしている料理のベースにある「だし」「しょうゆ」。

歴史を知ると、それを継承しつづけている職人さんたちに深く敬意を払いたくなる映画であるとともに、

わたしたちがいかに自然に生かされているかを思い知らされます霧

もうひとつは「ファン・テグォンのLife is Peace」

http://www.uplink.co.jp/event/2014/34487

無実のスパイ容疑で逮捕され、
13年間独房で過ごすことを余儀なくされ絶望の淵に追いやられたファン・テグォンさんは、

野草との出会いによりエコロジー思想を編み出しますクローバー

上映会後、ファンさんとの交流会もありました。

ファンさんのメッセージはいろいろありすぎて書ききれないのですが、

その中のひとつ、印象的だったのが、

「人間は微生物との共存なしには生きられない」

ということば。

「千年の一滴 だし しょうゆ」とも通じるキーワードでした。

ファンさんのいう微生物とは土。
「Get dirty!」
土に降り立つ暮らしはたくさんの気づきを与えてくれます。

わたしのバイブルでもある、故寺田啓佐さんの「発酵道」

発酵すると腐らない。

微生物は自分の役割をただ淡々と全うするだけ。

微生物と共に、微生物に見習った生き方をしたいものですラブラブ
これからもハウスのスタッフとともに、発酵しながらより良いお店作りをしていきたいと思いますニコニコ
皆さまのご来店を、心よりお待ちしております音譜
アムリターラハウス 表参道店
営業時間11:00~19:30
定休日 なし

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